「新幹線で名古屋を過ぎると知らないうちに通過して京都着。」
大阪から日帰りで行けて、行く前と同じ気持ちで帰って来れる。
これと言って特徴が無いのが最大の特徴。
田舎扱いされた時の決め台詞「琵琶湖の水と止めたろか?」
そんないじられ方をされても印象が薄くて今一つ全国区になれない滋賀ですが、意外と面白くて感性をくすぐるようなおすすめ観光スポットが少なからずか隠されているところなんですよ。
イナズマロックや鳥人間コンテストが開催されていて、滋賀でロケされた映画や時代劇やドラマが、けっこうな本数であることはほとんど知られていないようです。
気が付いている滋賀県民は静かに喜んでいて生活のモチベーションになっているんですよ。
そんな控えめなキャラの滋賀ですが、是非ともおすすめしたい観光スポット3選と穴場スポットも紹介したいと思います。
滋賀のおすすめ観光スポット3選!
琵琶湖へ行けば、そこは自然のテーマパーク。
島めぐりの遊覧船やバスフィッシング等々、水上レジャーは数ありますが、琵琶湖の面積は滋賀県の全体の1/6なので、山と田んぼの方が多いミステリアスな県なんです。
琵琶湖だけではない不思議な滋賀のおすすめ観光スポットを南の方から紹介させていただきます。
1.甲賀流忍者屋敷
滋賀県南部の甲賀地方は忍者の里として有名です。
江戸時代中期の建立以来、補修維持管理され大切に保存されている古民家が忍者屋敷として一般に公開されるようになったのは、1955年のことでした。
主な仕掛けはどんでん返しや落とし穴、地下通路に縄梯子、刀の振り回せない中二階の部屋。大きな
一枚板の木壁は、実は秘密の隠し戸で槍や刀は全く歯が立たず追手から身を守る仕掛けです。
他にも目立たないのですが、効果絶大の仕掛けが幾つもあって、忍者のイメージが一新されるようなカルチャーショックを受けてしまうかもしれません。
この建物は遊園地でよくみられるような作り物ではなく、正真正銘本物の忍者屋敷です。
安全に配慮しながら整備されていますが、仕掛けの配置は絶妙で、ガイドさんの説明を聞いていないと秘密の落とし穴にビックリしてしまう様なユル~いスリルも味わえます。
資料館とお土産コーナーも充実していて、新たに手裏剣の板打ち体験ができるようになりました。
板に刺さる様に投げるのは結構難しいそうですが、親子で一喜一憂して楽しめるアミューズメントですね。
私も子供が小さいときに家族で行ったことがありますが、大人は歴史を満喫して、子供はニンジャを体感して、親子で時間を過ごせる田舎ほっこりとしたのおすすめ観光スポットでした。
入館してすぐに広い座敷で伝統の健保茶を飲めるうれしいサービスがあります。
ついでにもうひとアピールですが。
全国のテーマパークにはこの手のアミューズマント施設がよく見られます。
移築されているものはまだしも、たそれなりの雰囲気をした新築の古民家忍者屋敷が大半のように思われます。
しかしこの建物は戦国の世が終わりながらも、まだ不穏な世相であった時代に甲賀武士がはぐくんだ英知のさまざまな仕掛けを自宅にほどこした本物の忍者屋敷です。
昭和の頃には全く気が付かずに庭のように自転車で走り回っていた地元で。
離れて住んでみて、また時間もたってしまったので、集落のなかの建物はほとんど建て替わっているにもかかわらず、入り組んだ道の配置は敵が攻め入りにくい雰囲気を思い起こさせてくれます。
本当の忍者が姿を偽って生きれいるのかもしれませんね。
忍術に関する展示は一見の価値あり。
どんでん返しや落とし穴、リアルなからくりが興味深いですね。戦国時代の緊張感が伝わってきました。
詳細
- 営業時間:9時30分~17時00分(土・日・祝日のみ営業しています。)
- 入館料:大人(中学生以上)600円 小人(3歳以上)400円
- 団体入館料<30名以上>:大人(中学生以上)550円 小人(3歳以上)350円 すべて税込みです。
- アクセス:お車でお越しの場合 MAP参照でお願いします。
- 無料駐車場有・公共交通機関 JR草津線 甲南駅より2Km 徒歩20分・タクシー5分
2.醒ケ井養鱒場
中山道の醒ケ井宿から一足山に入った渓谷に滋賀県立の養鱒場があります。
豊富で澄んだ山水を利用した谷合の施設なので、夏に涼しさ求めるにはをにはうってつけのスポットです。
養殖池の中で、程よい大きさまで育った魚が悠々と泳ぐ様は、ワクワクしながら癒される景色です。
餌やりコーナー
なんと魚に餌付け体験ができますが、池に餌を投げ込むと、凄い数の魚が一斉に飛沫を立てながら喰らいついてくるので、エキサイティングでスリリングな光景ですが、子供はなぜか大喜びしていました。
餌は袋よりバケツで買う方が長く楽しめてお得です。
ふれあいコーナー
冷たい山水を引いている浅いタッチプールでは鱒やチョウザメに触れることができるのですが、すばしっこい鱒はまず捕まえることはできません。
ずぶ濡れになりながら魚を追いかけまわる子供たちの姿を当時は使い捨てカメラで映していましたが、今ならとっても映える写真や動画 といったところでしょうか。
冷たい山水でびしょ濡れになりながら魚と触れ合えるので、夏の家族サービスには最適のスポットですね。
夏休みイベント
また夏の週末は小魚のつかみ取りイベントが休憩所のスペースでひらかれていて、金魚すくいならぬニジマスの稚魚つかみ取りになりますが、取ったニジマスはその場で天ぷらにして食べることができます。
パラっと塩をひとふり、さっきまで泳いでいた新鮮な魚はほろ苦くて美味しかったですね。
マスの塩焼き
釣り池で釣ったニジマスは持ち帰りになりますが、サイズが小さければ場内で塩焼きにして食べられるようです。
料亭もあるので、ちょっと贅沢にマス料理グルメもいいですね。
意外と市街地に近い山中で、マイナスイオンに満たされて、特に夏の季節がおすすめのとても癒される観光スポットです。
孫が出来たらぜひまた一緒にはしゃぎに行きたいですね。
始めてここに来たのは、はるか昔の小学校の社会見学でした。
水と魚は子供の心に残ります。
子供が出来て来てみると、意外や意外街から10分も走れは着いてしまう近場の渓谷であることに気が付きました。
子供が喜ぶ様子を見ながらじつは大人も癒されていて、熱い夏場は涼をもとめて手軽に何度も足が向く所です。
冷たい水と涼しい風にいやされました。夏がベストシーズンだと思います。
詳細
- 営業時間:8:30~17:30(2月~6月・9月~11月)平日のみ9:00開場
8:30~18:00(夏季7月~8月)平日のみ9:00開場
8:30~16:00(冬季12月~1月)平日のみ9:00開場 - 休業日:年末年始(12月28日~1月4日)
- 入場料:大人540円・高校、大学生320円・中学生以下無料・県在住65歳以上無料・障碍者無料
- 駐車場:大型バス1500円・マイクロバス1000円・普通車400円
- アクセス:JR醒ヶ井駅から徒1時間、公共バスがなく、タクシー・マイカーでどうぞ♪北陸自動車道は米原ICから10分
3.マキノピックランド
約2キロほど続くメタセコイア並木の直線道路が壮観な農業公園。
初夏はサクランボにブルーベリー狩り。
秋は栗拾いと家族で収穫体験が楽しめます。
冬はマキノスキー場の麓ということもあって市街地よりかなり多い積雪量がうかがえるのですが、運よくしっかり除雪された道で行くことができました。
メタセコイヤ並木の通り抜けはロマンチックですが、時々除雪車でも追いつかない積雪になるので、そんな時は画像をみてドライブしている気分に浸りましょう。
ピックランドは事務所を中心にカフェや食堂の建物と広い芝生の公園施設があり、無料駐車場もあるのでまず安心、お土産屋さんの隣のジェラートが結構人気で美味しかったことをおぼえています。
小さい子供たちと家族ドライブでやってきて、背伸びしながら時には踏み台に乗って必死にサクランボをもぎ取る場面は親のこころのアルバムに残っていて、栗拾いでイガイガに四苦八苦する姿もしかり。
幸せな時間を過ごすことが出来たロングドライブの目的地だったので、ぜひおすすめしたい観光スポットです。
それからメタセコイヤ並木を路上駐車してや車道の真ん中に立って撮影することは大変危険ですので自制をお願いいたします。
雪の季節に運よくメタセコイア並木をドライブすることができました。除雪が行き届いていて、幻想的な雰囲気の直線道路を運転できたので幸運でした。
詳細
収穫体験の料金などの詳細情報は細分化されていますのでマキノピックランドのホームページを参照してください。
アクセス JR湖西線マキノ駅から コミュニティーバス マキノ高原線 マキノピックランド下車
北陸自動車 木之本ICより20Km 約30分
滋賀のおすすめ穴場スポットも紹介
プロムナードを優雅に歩くファッションショーの映像が、見覚えのある景色だったのでびっくりしました。
ルイビトンの発表会が、日本の滋賀の山奥の美術館で開催されていたのですが、なるほどと思わせてくれる不思議な穴場スポットを紹介します。
MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)
桃源郷を思わせるような、志向を凝らした建築が来る人々をおとぎ話の世界へ誘ってくれる。
そんな雰囲気が漂う山奥の自然に溶け込んだワンダーランド美術館です。
美術展示には全く興味がないのですが、人に勧められて行ってみると心地いいカルチャーショックをもらいました。
レセプション棟でチェックインしてから、おもてなしの演出が始まっていて、行き先の見えないプロムナードが本館までつづきます。
しだれ桜並木のゆるい上り坂を、ゴールを期待しながらの歩いていくと、トンネルが現れます。
ちょっと長くて明るい照明のトンネルを抜けると、そこは空中歩道になっていて、昔話のおうちをイメージした本館入り口が見えてきます。
おばあちゃんの「お帰り。」がきこえてくるような雰囲気の演出にファンタジーを感じてしまいました。
それらしい建築物が山以外は見当たらないのですが、なんと美術館施設のほとんどが山の地下につくられているそうで、なるほど山しか見えないはずでした。
自然と一体化してい凝った演出の美術館で、入館するまでにお腹いっぱいになりました。
展示は充実しているそうで、よく知らなくて理解できないながらもガンダーラの大きな仏像がなぜか印象的でした。
天窓から自然光をふんだんに取り入れて、優しい光のなかで探検?できますが、順路のおわりにカフェレストランがあるので一息つくことができます。
そこから見える緑の山々の景色は一見の価値がありますので、プロムナードを歩いて本館の中のカフェにランチに来るプランも有りだとおもいます。
プロムナードはゆるい登りが500メートルほど続きますので、電気自動車の小さなシャトルバスが無料で運行していますが、断然歩いて散策することをおすすめします。
神聖な中にもどこか懐かしくて温かくて不思議な雰囲気に包まれた超穴場スポットです。
SFの様なファンタジーの世界に迷い込んだ錯覚におちいりました。ひょっとして異次元なのかもしれませんが、非日常を味わえるスポットでした。
詳細
- 開館日:季節によって展示の入れ替えがある時期は休館になりますので、ホームページの開館カレンダーをご参照ください。
- 開館時間:10:00~17:00
- 入館料:大人1300円・団体1100円・高・大生1000円・団体800円・団体は20名以上・中学生以下・障害手帳をお持ちの方無料
- アクセス:JR石山駅 SKR信楽駅より往復バスあり
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滋賀のおすすめ観光スポット3選!穴場スポットも紹介まとめ
マイナーな滋賀県ですが、私の主観でおすすめ、穴場と紹介させていただきました。
特にはじめの忍者屋敷は実家の町に位置しているので力が入ってしまいまいた。
平成が定着して携帯電話の普及が勢いづいていた時代に、関西のコマーシャルに出演するため来日していたハリウッドの有名俳優さんがお忍びでリアルな忍者屋敷をおとずれられたそうで、写真にのこっていました。
ハン・ソロはまだまだ元気ですね。
琵琶湖は広いけれど面積は大きくない滋賀県ですが、知らない魅力的なスポットがまだまだ隠れているようですので、発見したらまた紹介していきたいと思います。
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